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<SFRチームとは>

 

 

 ●SFRチームとは?

 

☆SFRチーム=ソリューション・フォーカス・リフレクティング・チーム☆

 

 SFRチームは、

 30分ほどの短時間で、

 特別な知識が無くても簡単に仲間同士でできる

 スーパービジョンの形態です。


 

 

●誰が作ったの?

 

 SFRチームは、

 イギリスのHarry Norman と Bristol Solutions Groupが作った

 グループ・モデルです。

 

 クライアントとセラピストが話しているのを他のセラピストの人た

 ちがその場で聞き、新しい視点の提案や称賛をするという、

 Tom Andersenの「リフレクティング・チーム」という手法に、

 ソリューションフォーカス(解決志向)の考えを合わせて生まれました。

 

 臨床現場にいる同僚やチーム、仲間同士で行うスーパービジョンに適しています。

 その他にも、ビジネスや学習の分野(事業・企画サポート、アクションラーニング、チーム学

 習)、チーム作り、問題解決、支援者のサポート(コーチ、心理療法士、カウンセラー、職業

 リハビリ)、研修など、様々な場面で使われるようになってきています。

 

 


   

    ●他のスーパービジョンとの違いとSFRチームの視点

 

  スーパーバイザーにお願いして行う一般的なグループ・スーパービジョ

  ンは、スーパーバイザーが発表者より答えを知っているといったスタン

  スである場合が多く、

  スーパーバイザーの視点を押し付けてしまいやすかったり、

  グループ参加者それぞれが持っている経験や知識、専門性が十分に生か

  されないことがあります。

 

  

 一方、同僚や仲間同士で行う一般的なピア・スーパービジョンは、

 参加者が平等な立ち位置で参加できますが、

 リーダーがいないので、構造が失われやすく、

 ピア・スーパービジョンの経験や知識が無いと混沌としてしまうこともあります。

 また、発言力のある人が場を占領してしまい、発言しづらい人は十分に貢献できないこともあ

 ります。

 

 また、どちらのスーパービジョンも、

 「できていない点」に目が向きやすく、

 「できている点」を十分に評価していないことが多いです。

 

 

SFRチームによるピア・スーパービジョンは、

 

 ①「発表者に解決策や辿り着ける能力がある」という視点に立っている

 

 ②発表者の努力や戦略を尊重しながら、まだ試されていない新しいアイデアや視点を提案できるので発表者以外の参加者それぞれの持ち味が生かされながら、発表者の役に立つことができる

 

 ③時間の制限や段階、ルールなど、構造がしっかりしていて分かりやすく、

  初心者や発言するのが苦手な人でも安心して取り組める

 

 ④「すでにできている点」も十分評価し、発表者をねぎらうことができる

 

 

 

 

 

 ●SFRチームの特徴

 

  

  ○手軽 

    →1回最大30

    →スーパーバイザーがいなくてもできる

 

  ○事例の発表者が大事にされる 

    →発表者は「まな板の鯉」ではなく正当な評価と敬意を払ってもらえる

 

  ○チームの一人ひとりが大事にされる 

    →初めての人にも話す機会が平等に与えられているので、みんなが参加しやすい

 

  ○チームの力が育める 

    →チームから支えられていることを実感できる

 

 

 

スーパービジョンを受ける人が大事にされる、

温かいスーパービジョンを是非ご体験ください。


○SFRチームの具体的な流れについては、こちら

 ○SFRチームに関するイベントの最新情報は こちら